骨格診断とパーソナルカラー診断を知って、服を診断するのではなく、
自分のスタイリングに活用する
これは、前回までの記事でもお話ししたとおりです
ところで、自分のスタイリングに活用するためにはどうすればいいでしょうか?具体的な方法をご説明します^^
ファッションスキルの活用法①手持ち服と合わせる
一番簡単なのは、手持ち服を見直すことです。
おしゃれなファッションとは、新しいトレンド服を買ってイマドキを楽しむことではありません。
服は毎日着るものなので
いかに毎日の気分を盛り上げるか
自分がステキ、健康的に、スタイルアップして見えるか
を、本来は楽しんで欲しいところ。
自分の骨格やパーソナルカラーを知って活かすことと、自分の「好き」を重要視することが大切と言えます。
自分の「好き」が一目でわかるところは「クローゼットの中」です。
これは、クローゼット診断を何度か行った時に感じたことですが、クローゼットの中って「こういうテイストと色味好きなんだろうな~」という系統がでやすいです。
好みもわかります。
ただ、そのアイテム達がそのままその人に似合うかといえばNOであり、おそらく私の感じるNOが、ご本人の中でも違和感だったので、クローゼット診断のご相談をされたのだと思います。
好きを貫いたまま、自分の骨格タイプやパーソナルカラーに合わせたスタイリングは可能です。
でも、「自分に似合う」を無視して、トレンドばかり追いかけてみたり、モデルさんやマネキンのコーディネートをそんまま取り入れても、あなたに似合うとは限りません=おしゃれには見えないということです。
ファッションスキルの活用法②オンオフをはっきりさせる
おしゃれに力が入ると、「ああしなくっちゃ」「こうしなくっちゃ」とついついキメコーデに力が入ります。
しかし、服って実は24時間ずっと着てるもの。
ずっと「オンタイム」なわけではありません。
だったら、「オンタイム」も「オフタイム」も自分らしさが出せればいいと思いませんか?
キレイめコーデ、運動会コーデ、セレモニーコーデ、参観日に…人と交流する日だけではなく、今日はちょっとそこまでコーデでも、「自分に似合う服」を選べればファッションスキルの使い処です。
あまり人に見られたくないTシャツコーデ…ではなく、「まぁ、これくらいならOKね」というTシャツコーデでちょっとそこまでお出かけした方が、自分の気持ちの持ちようが違います。
それでも、髪の毛が整ってないわ、メイクする時間がなかったわ。
そんな時もあってOKなんです。
「これだけ外せば」「これだけカバーできれば」にも、ファッションスキルは活躍します。
ファッションスキルの活用法③徹底的にスタイルアップする
ファッションのよさって、着る服によって印象ががらりと変わることだと思うのですが、それは体型やコンプレックスもしかりです。
似合う服や着こなしを加えるだけで、魔法のように+5キロ、-5キロ見えなんて、当たり前のように起こります。
ダイエットしてからおしゃれしよう、服買おうなんて思う前に、だまされたと思って似合う服を着てください。
服を買えただけで見た目がかわる自分を見た方が、ダイエットのモチベーションも絶対に上がります。
人によって、コンプレックスが違えば、細く見える箇所、お肉がつきやすい箇所、本当に様々です。細く見えるあの人は、ファッションの魔法を使っていることも多いものです。上手にカバーしているんです。
そのことを知らずして、諦めるのはやめましょう。
ファッションスキル活用法④思い込みがなくなる
服って、子供の頃から毎日着るものなのに、着方を学ぶ機会ってほとんどないですし、学生時代は制服に取って代わられてしまいます。
20歳過ぎると、人は「考え方」「価値観」ができあがってきますので、服に関しても「服とはこういうもの」「おしゃれはこういう風にする」というのが、年々積み重なってきます。
考え方や価値観は安心感と共に強く固い想いになっていくので、ファッションのように「トレンドが毎年変わる」服に、対応するのが難しくなってくるのが40代以降なのだと思います。
おしゃれ迷子さんがファッションを学び始めてすぐは、どうしても経験値が低いため「〇〇した方がいい」「〇〇を選んだ方がいい」と、イエスorノーに考えが傾きがち。
ところが、ファッションスキルをしっかり磨いていくと、「〇〇にした方がいい」という「〇〇」に依存しなくても、自分で考えられるようになります。
「〇〇を選ばなくちゃ」「本当は△△がいいのにな~」
という、縛りの思考から
「〇〇がないから△△で代用できるかな?」「◇◇でも悪くないわね」という
柔軟な思考に変わります。
この変化は、クローゼットで眠っている服たちにも作用します。
「代用できないか」
「この方法も着れるけど、面倒だから着なさそう」
などなどを具体的に想像し、断捨離につながります。
まとめ
いかがでしょうか?
服って毎日着るもの。
目の前に服はあるから困らないという反面、服があるけど違和感だらけで多すぎる情報と商品のなかから自分に必要なものが選べないと思う人もいると思います。
商品も情報も多いからこそ、「学び」が必要になります。一緒に服選びの楽しさ、自分が変わる嬉しさを感じましょう^^