改めまして。
兵庫県赤穂市を中心に、ファッションアドバイスの活動をしているパーソナルスタイリストの小笹由貴(Ozasa Yuki)です^^
子供の頃からおしゃれは苦手だった
今でこそ不思議なことにファッションアドバイスというお仕事をしていますが、実は私自身、子供の頃からおしゃれは「苦手」な方でした。
正確にはおしゃれには興味があったのかもしれないけど、「容姿」を理由に諦めていたのかもしれません。
小学校の頃は、クセ毛を理由に母には常にショートカットに髪を切られ、男の子に間違えられたことも少なくありません。テレビゲームが好きだったこともあり、小学校高学年には目つきが悪くなりメガネガール。
その頃、思春期に突入し、髪はクセ毛が目立つようになってきました。
なのに、1990年代当時の中学校の校則は「髪が肩についてはいけない」というものでした。
広がる髪をショートにもできず、少しでも重みを出すために広がるおかっぱで過ごした3年間。まとまらない髪の毛は本当にコンプレックスでした。
高校生になってコンタクトデビュー
高校生になると、運動部に所属したこともアリ、コンタクトデビューを果たしました。メガネはフレームが耳の骨に当たって痛く好きではなかったのと、メガネ無しで遠くが見えるのがとても嬉しかったのを覚えています。
髪も伸ばし始めました。とにかくまとめるためです(笑)
特に私の通った高校は校則が比較的ゆるく、当時のトレンドもあり、スカートを少し折って長さを膝丈にしてみたり、ルーズソックスをルーズにしたり、伸ばしてソックタッチでとめたりと、できるおしゃれを楽しんだ記憶があります^^楽しかったな。
高校を卒業したら、いよいよ「ダメ」と縛るものがなくなり、ついにストレートパーマデビューです。
これも嬉しかったなぁ・・・。憧れのサラサラヘアが手に入ったからです。
しかし、喜んだのはつかの間。髪は伸びるので、すぐに地毛とストレートとの境目に悩むようになります。
また、意外に「まっすぐなストレートヘア」があんまり似合わない・・・?と見慣れていないせいか、違和感を感じていました。
そういえば私にとってそれまでの行動って「おしゃれ」というよりは「どうやって外見を変えるか?」「キレイな人に近づけるか」だったように感じます。なので、20歳超えるまではあまり「服」を変えるという視点は持ち合わせていませんでした。
20歳をすぎ社会人になって
20歳から社会人になりました。そのときの夢は「歯列矯正」でした。
やっぱり「ファッション」ではない(笑)
一度子供の頃に、母に「歯並びが悪いから歯列矯正をしたい」と申し出たことがあります。
「顎の大きさが変わるから大人になってからの方がいい」と言われました。
現在は「顎の成長と共に歯並びを整える」ことが主流な気がしますが、とにかく当時、親に頼んでできないなら自分でやるしかない!と誓ったのを覚えています。
最初のボーナスである程度の資金が貯まったところで歯列矯正専門の歯医者さんと契約をして治療スタート!
まさかの7年もかかってしまい、結婚してからも治療に通っていました。
私の歯は乱ぐい歯&開口だったたため、本当に要治療な歯並びだったんですよね。前歯で物がかみ切れませんでしたから。
なのに、歯はきちんとあったため、犬歯の後の歯4本と、親知らず4本の合計8本の歯を抜歯しました。
顎が「コキコキ」となっていて、矯正終了後もそれはあまり変化がなかったので、歯列矯正はあくまでも歯並びの矯正となりましたが、見た目はずいぶんと変わりました。(おそらく顎は、顎関節症等の外科手術になるのだと思います。)
一重と二重だった目も、両方共がぱっちり二重に変わったほど。これは思わぬ収穫でした^^
都会への通勤・・・これじゃいけない
さて。私の服への興味がようやくわき始めたの会社に入ってから。「ヤバイと感じたのがきっかけです。
それまではあまり服に情熱を傾けなかっただけに大阪への通勤で「私、なんか浮いてる」「これじゃダメな気がする」と感じました。
会社帰りに百貨店に寄ってみたり、バーゲンにハマったのもこの頃。収入がある程度自由に使えたので、欲しい服が買えました。
でも、当時にしては珍しくブランド物が欲しいとは思いませんでした。
服がおしゃれに着こなせない
言葉には出さなくてもそんなニュアンスのモヤモヤした気持ちを抱えていたからです。
お店に行けばかわいい服がたくさん並んでいて、バーゲンに行けばお手頃価格でゲットできる!とにかくバーゲンは大好きでした^^
ちょっとお姉さんになるために、アンタイトルで黒のタイトスカートを頑張って買ったのに、それも宝の持ち腐れで終ってしまった(T^T)
とにかく、買った後、服を活かせない。おしゃれに着こなせない。
悩みというほど固いものではないけど「モヤモヤ」していました。
服を買って満足したことは一度もなかったような気がします。
社会人になってからも美容院ジプシーは続き、縮毛矯正、カールのパーマ、いろんな髪型に挑戦もしました。でも、ベースが固くクセが強いため、うまく扱える美容師さんになかなか出会えませんでした。
そういえば、大阪の鶴橋にカットモデルとしてお世話になった男性の美容師さん。「重く長くした方がクセが伸びやすい」とか「量を減らすために剥きましょう」とアドバイスする人が多い中、この方だけは短めの「ウルフカット」に仕上げて下さったんですよね。
仕上がりも扱いも比較的満足のいくものだったのですが、その後すぐに結婚してしまって、今はお店の名前すら覚えていません。
結婚・出産してまた服への興味は薄れた
結婚したら金銭的にも買うところ的にも買物がしづらくなり、出産を境に服への興味はレディースから子供服へチェンジ。
子供服は子供服で見てるのは癒やしでした。
自分の服は、授乳のために前開きがいいとか、抱っこひもで擦れるとか、いろんなことを考えるとお金をかけたくなくなったのです。さらに、当時のトレンドも「レディライク」なものが多く、好みでなくてよけにファッションからは遠ざかってしまいました。
次にファッションに目覚めたのは子供の手が少し離れた頃
私には2人の息子がいますが、長男が幼稚園か小学校に入った頃、面倒を見るのが次男だけになり少し時間にゆとりができ、ネットで「骨格診断」という言葉を知りました。
好きな服を買っても全くおしゃれになれなかったのに
「骨格診断を使えば誰でもおしゃれになれる」
ですって!?
衝撃でしたし、もし本当なら私も今度こそ変われるかもしれない!変わりたい!
すごく夢を抱いたのを今でも覚えています。
ワクワクしたんです。
それからは、まずはネットでリサーチの日々。
まだ、次男がずっといる生活だったのと、どういう風におしゃれになるのかをリサーチでも充分楽しめました。当時はブログが人気だったので、いろんなパーソナルスタイリストさんのブログを読みあさりました。何度も!たくさん!
おしゃれブロガーさんのブログも読みました。
いろんな人がいろんなおしゃれの発信をし始めた頃で、おしゃれな人はすごいな~とも思いました。
私がようやく行動を起こしたのは次男が幼稚園に入って、フリーの時間ができてから。
近くのパーソナルスタイリストさんにお願いし念願の骨格診断を受けました。
それまで、セルフ診断もしており、自分では上半身薄め、下半身洋なし型なので「骨格ウェーブ!」と思っていたけど、主人に「骨格ナチュラルじゃない?」と言われ、結果はわかりやすい「骨格ナチュラル」でした。
自己診断って「自分のコンプレックス」にフォーカスしがちなので当てにならないことも多いとこのときに実感です。
骨格診断を知ってもおしゃれになれない・・・服選びがつらくなった
骨格診断は骨格ナチュラルとわかり、主人の指摘で「骨格ナチュラルかも」と思っていたので「正解!!!」とほくほく家路についたのを覚えています。
そして、20代前半の頃に友達と一緒にパーソナルカラー診断も受けたことがあるんですよね。
私は骨格ナチュラル&パーソナルカラーはスプリング!
診断結果がわかったのに、その後、さらに服選びはつらいものになりました。
「え?なんで骨格ナチュラルに似合うはずなのになんかヘンなんだろう~」
「この服は骨格ナチュラルに似合わないよね」
「パーソナルカラー春の服って今の季節あまり売ってないな~」
今思えば理由は簡単。
診断結果に頼りすぎていたからです。
骨格ナチュラルの服、パーソナルカラースプリングの服ではなく
自分が着た服に違和感を感じるなら
「骨格ナチュラルだから〇〇を△△に変えればOK!」とか
「この3色から選ぶなら〇〇を加えたらスプリングの私でも似合うかな」という考え方が必要でした。
実際今でもネットを見てると「骨格〇〇、この服は事故りますか?」という質問の多いこと!
あなたの身長は?体型は?雰囲気?何も分からないのに服だけ持ち出されても答えられないんですよね。
しかし、私がそのことに気づいたのはずいぶん後のことです。
骨格診断を学びたい
プロのブログを読みあさっていた頃にとても好きだった先生がいて、いろんなスタイリストさんの中でもその先生のセンスは抜群に好みでした。ブログの語り口調も好きでとにかく「大ファン」でした。
同時に、骨格診断がつらくなってた時期もあり「全部知りたい!」「この先生から習いたい」と思い立ちました。
驚くことに主人も「やってみたら」と背中を押してくれて。
次男が小学校に上がるタイミングだったこと、その先生が最後の養成講座生を募集していたこともあり、思い切って飛び込みました。
およそ5ヶ月かけて兵庫⇒名古屋を通いました。
今思えば、本当に思いきったな~。
空気に負けた
憧れの先生、少人数制、環境は抜群だったのに、まさかの硝子メンタル発揮で、「く、空気感が・・・」「わからんっ」と、めちゃくちゃ尻込みしてしまっていました。
プロのスタイリストとしてお仕事をされている先生は貫禄がアリ、話の内容もお上品なことが多く、庶民育ち、田舎暮らしの私には少々居心地が悪いと感じることもありました。
ここが私のダメなところで「そんな世界があるんだ~」ってどうして別世界をのぞこうとしなかったんだろう・・・・
とにかく「新しい世界」に飛び込むことを必死に食い止めようとする最大の敵は「自分」でした。
とはいえ、骨格全タイプを学んだのは楽しかったし、先生や一緒に学んだメンバーとの交流は宝物ですし、起業のやり方まで学んだので、さっそく開業に向けての準備も進めました。
いよいよ開業!
開業準備をし開業届けをだしたのは2019年のこと。硝子メンタルを持ちながら、一歩進んでは三歩下がるようなサロン運営を行い、コロナに突入。ビジネスの勉強も、ファッションの勉強も続け、
2022年にようやく「絶対おしゃれに変われる講座」を作ることもできました。
ファッションってアドバイスのみでも変われるんですが、メンタルの面も結構大きいと思っています。
初期の頃は無料モニターさんも募集していたのですが「無料」って「興味本位」であることが多く、「その後の変化」につながる人って少なかったんですよね。
その後、診断は有料になりましたが「私自身が診断結果に一喜一憂した」過去があるため、1DAY診断に限界も感じていました。1日だけではその後のお客様をサポートできないのも気になっていたんです。
そこで「6ヶ月間徹底サポートしてファッションコンサルをしよう」という思いの元、長期講座を作成。
6ヶ月あれば、気持ちの変化が必ずあるし、長期に渡って「私自身の失敗を成功に変える」アドバイスができると思いました。
実際に受講者さんは五〇代前後が多く、大きな変化を遂げられて、私自身が驚くほどです。
これからの思い
何かのご縁で私に出会ってくださって、ファッションを変えたい!と思って下さった方には、徹底的にサポートしたいと思っています。
何となく変わりたいではなく「絶対に変化して、私変わった!」と実感していただきたいのです。
それが、その後の人生の原動力になるし、自分自身を褒めたくなるほど前向きな気持ちに変わると思うんです。
もとから、そういう気持ちを持てる人はいいのですが、私のように昔からの「自己否定」「後ろ向き」「変わりたいけど変われない」そんな思いにとらわれている人も少なくないはず。
何かが変わると視野も広がって、世界の見え方が変わります。
キラキラサロンではないちょっと庶民的な私ですが、「変わりたい」をサポートしていきたいので、どうぞよろしくお願いいたします^^